「合意した性交」かどうか

投稿者: | 2017年11月9日

「合意した性交」かどうか

このセックスレスの定義の中で、見落としがちだけれど注目するべきところが2点あ ります。

まず1点めは、「合意した性交」という表現です。「夫婦のセックスはすべて合意のもと。何をいまさら」と考える人がいるとすれば、要注意です。すでに述べたよぅに、夫と妻とでは、「気乘りのしない性交に応じる」割合が違います。

「うちは、頻繁にセックスしているからセックスレスじやないだろう」と夫が思っていたとしても、もし袈が「本当はセックスなんてしたくない」「いやだけど無理矢理させられている」と思っていればどうでしよう。

これは「合意した」状況とはいえない。実際にセックスセラビーの現場では、「拒否すると後で面倒だから、感じているフリをして終わるまで我慢する」「拒んだら」セックスするのが妻の役目だろう」と怒鳴られたことがある」「酔っばらうとこつちの気分なんて関係なしで必ず求めるので、犯されているようなものだ」などという妻側の不満をよく耳にします。

先に紹介した40〜70代セクシユアリティ1000人調査では、女性に「気乗りのしない性交に応じる理由」も質問しています。その第1位は、「相手が喜ぶから」。そして、「妻の役割だから」「相手がかわいそうだから」「相手が不機嫌になったり、怒るから」と続きます。

また、ひと昔前、「義務と演技』というタィトルのテレビドラマが流行りましたが、「ィ力せてやれるのが男らしさ」と思い込んでいる男性に対して、女性たちは「感じたふりやィッたふり」をして疲れきっているという場合が数多くあるのです。

少し古いデータになりますが、1999年にNHKがが実施した調査(注3)では、「絶感(オーガズムや射精)に達したふりをしたことがあるかどうか」を質問しています。

結果は、20代から60代の全年代を通じて、男性よりも女性のほぅが「ィッたふりをしたことがある」割合が高くなりました。

「演技をしている」女性が多いことは昔からよくいわれていることなので笟きませんが、意外だつたのは、男性にもけっ子こぅな割合で「演技」をしている人がいたことです。これは、相手への思いやりなのか、それとも「セックスして射精できないなんて恥ずかしい」といぅ思い込みからくるのか、真相は定かではありません。しかし、男女のズレを端的に表す数字ではあります。

 

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